TOPICS

「独立洗面台」と「居室」のバランスを考えてみる

昨今QOL意識の高まりや働き方・暮らし方の変化に伴なって多くの賃貸物件も仕様や導入設備の向上が目立ってきました。

IEYA staff 栗原
IEYA staff 栗原
この10年ほど首都圏各所の賃貸物件を見てきたkuriharaとしては、物件を見ていると「賃貸でも遂にこの設備が!」なんてこともしばしば。


近年ではほぼ皆様にご要望いただくのが、やはり「独立洗面台」です。

今回はこの「独立洗面台+バス・トイレ別物件」と、「2点ユニットバス・トイレ別物件」の広さの違いについて少しお話ししたいと思います。

人気上昇中の独立洗面台付き物件

まず独立洗面台とは文字のとおり、洗面台が独立して設置されているものを指します。

水栓にシャワーノズルが付いているものをシャンプードレッサー、収納がついているものは化粧台なんても言ったりしますね。

洗面ボウルのほか照明と電源が付いているものが多く、やはりあると便利です。

これまではどちらかというと、独立洗面台付き物件は単なるバストイレ別よりも更にワンランク上の物件というのが通例でしたが、現在多くのお客様は、まずこれがあるか・ないかで物件選びをするほど人気なアイテムとなってきました。

ただし、賃料もその分普通のバストイレ別物件よりも若干お高め。

そして、実は意外とスペースを取るのもまた事実。

水回りを浴室・トイレ・独立洗面台とそれぞれ分けた場合、当たり前ですがその分空間を必要とします。

間仕切り壁を立てたり、区切るための建具(ドア)などを考えるとそれなりに幅を取るんです。

これら3つの設備を設けた場合、多くの賃貸物件では犠牲になる空間といえば、居室かキッチンの大きさです。

独立洗面台を設置すると居室が狭くなる?

そこで分かりやすい例として、物件の事例から全体の専有面積は同等サイズで、
バストイレ別物件と、バストイレ別+独立洗面台付き物件の居室部分を比較してみました。


1.2帖分、バストイレ別物件の方が広いですね。

上記はあくまで一例ですが、1.2帖分というと、ミニテーブルやちょっとしたドレッサーを置けるくらいのサイズ感です。

もちろん、どうせ1.2帖くらいなら独立洗面台を優先したい!という方も一定数いるかと思います。

ただし、居室にプラスの余白が生まれることで有効活用スペースが増えるというメリットに加えて、家賃も独立洗面台付き物件に比べ安価になるので、必ずしも洗面付きスペースで身だしなみを整える必要がなければ、こういった2つのメリットも片隅に置いてお部屋探しをされるのもありかと思います。

関連記事→賃貸で人気の設備【独立洗面台】が無い部屋でも快適に暮らせる!メリットや裏ワザを紹介

近年ではバスタブがない物件も!

また、近年ではバスタブがない、シャワールーム・トイレ別・独立洗面台付きのお部屋も徐々に増えてきています。

こちらも一人暮らし用のバスタブの面積の半分程度スペースをカットしているので、そのスペースを居室に割り当てていることも多く、「お風呂に浸かる習慣」がない方にとってもアリな選択肢ではないかなぁと思います。

まとめ

限りあるご予算の中で、お住まいに優先したい項目は何なのか?

エリア・駅からの距離・広さ・設備・築年数など、IEYAでは様々なご要望を伺いつつお部屋探しのご相談を承っていますので、希望条件を一緒に整理しつつ、気に入るお部屋を見つけていただければと思います。

IEYA staff 栗原
IEYA staff 栗原
お部屋探しのご相談は下記リンクまで。お気軽にご相談ください!

お問い合わせはこちら

-TOPICS
-,